2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『片眼の猿 One‐eyed monkeys』〜よいミステリと悪いミステリ

『片眼の猿 One‐eyed monkeys』 まず断言してしまいます。 どれだけ眉に唾を付けて読んでいただいても、著者の企みを 100パーセント見抜くのは不可能でしょう。(オビより) ミステリとしてこんなオビをつけていいのかと思ったのだが、まあ「見抜くのは100パ…

プロフィールに「尊敬する人」を書くべきでない3つの理由

プロフィールに「尊敬する人」欄を作るという行為が全く理解できない。 というわけでもないけれど、プロフィールの「尊敬する人」欄というのは、以下の理由により、情報としての価値が低い。また、それらは、後述の誤ったメッセージを読み手に伝えることがあ…

「英語成りブロガー」という人種もいるのかもしれない。

たとえばこの2人のように。 出演:id:watanabi、id:kousuke-i 以前「境遇が似てね?」と笑いあった特別出演id:kagakaoruさんは、英語関係以外のエントリでもホッテントリ入りしている。

『ローマ亡き後の地中海世界 下』〜塩野七生がエロくないから困る

『ローマ亡き後の地中海世界 下』 最近、塩野先生がエロくなくて困っています。

英検一級一次一発合格のための5つの勉強法&Tips(オレ流)

おかげさまで、英検一級一次試験に一発合格しましたので、感謝の気持ちをこめて、勉強法エントリ。 まず、大原則は、英語の勉強をできるだけしないこと。

「草食系男子」が流行らしいので、小説のネタを考えてみた

形式は短編集。 流行(?)と個人的知識に立脚して、地方の国立大学に通う、ゆるい草食系大学生の日常を描いた小説。 メインターゲットは20代〜30代の女性で、同年代の男性の「あるあるwww」も多分に期待。

『グーグル・ジャパンで働く11人の英語勉強法』ほか

ええと、タイトルの本は釣りです。あるいは本のタイトルが釣りなのか。『グーグル・ジャパンで働く11人の英語勉強』 約140ページ。図ばかり。多い余白。なのに1400円。1ページ10円。これで内容が良ければまだ救いがいがあったが、悲しいことにその期待も打ち…

『The Official LSAT SuperPrep』〜米国法科大学院適性試験からロジカルを考える

私だってこういう勉強もしているのです。 というわけで、今日はLSAT(Law School Admission Test:米国法科大学院適性試験)を切り口に、「ロジカル」とか「論理的」ということについて、考えてみたいと思う。 なんとなくマジックワードになりつつある「ロジ…