『星を継ぐもの』ほか

セブンイレブンの豚角煮まんが好きです、というわけで今週のn冊*1

月面で発見された人間の死体が、5万年前のものだということが明らかになったことから始まるどんでん返し連発ミステリーSF。著者はこの作品で有名になったJ・P・ホーガン。
最後20ページのどんでん返し、最後5ページのどんでん返し、最後1行のドッキリ等、最後の最後まで楽しませてくれる佳作。<ネタバレ?>終盤、「月が最終決戦機動兵器の成れの果てだったんだ!」とか思ってしまった私はスパロボJのやりすぎ。</ネタバレ>
続編の『ガニメデの優しい巨人』や『巨人達の星』も読みたくなった。
あと、私の手元にあるのは2008年4月4日の74版なんだけど、ここまで重版ってのは名作SFにはよくあることなのかしらん。


著者はあの「指まわし体操法」を発明した人らしい。定価533円のところ、生協で買ったらワンコイン以下であり、内容はともかく、迷ったら買え、というのは多くの読書法で指摘されているところであるので、まあこのテの本としてはお手ごろでお勧めできるかなとは思う。
最近は同種の本が多いが、個人的ランク付けとしては、『図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める』以上『王様の速読術』以下といったところ。どれか1冊買うなら『王様』を推すけど、『王様』はテクニックよりもパラダイムシフトの本なので、この本と『王様』の2冊セットで是非。どうせ2000円で一回の飲み代より安い。って勝間さんが言ってた。


同上で「知的生きかた文庫」から。読んで早速試すべしと書いてあったので早速試したら、次の日が眠くて眠くて頭も痛くて散々で、まったく勉強に集中できなかったため、これに慣れるまで大変だぞオイということで3時間熟睡は諦めた。しかし、この本が「休日午前4時就寝正午起床」の生活を「1時か2時に就寝8時起床」に改めるきっかけとなったので、その点はモウケモンか。寝すぎは逆に体に毒らしいので、皆さんも早寝早起きを心がけましょう。
とりあえず私はコトリコさんを信じてアイマスクと耳栓を買うことにしました。

*1:アフィを本格導入してみた。