今週の1冊
『Say it Like Obama: The Power of Speaking with Purpose and Vision』 雨後のタケノコの如く色々な種類が登場している「オバマ演説」シリーズこそあるものの、「オバマのような天才的コミュニケーション能力を身につけるにはどうしたらいいか」ということ…
『片眼の猿 One‐eyed monkeys』 まず断言してしまいます。 どれだけ眉に唾を付けて読んでいただいても、著者の企みを 100パーセント見抜くのは不可能でしょう。(オビより) ミステリとしてこんなオビをつけていいのかと思ったのだが、まあ「見抜くのは100パ…
『ローマ亡き後の地中海世界 下』 最近、塩野先生がエロくなくて困っています。
私だってこういう勉強もしているのです。 というわけで、今日はLSAT(Law School Admission Test:米国法科大学院適性試験)を切り口に、「ロジカル」とか「論理的」ということについて、考えてみたいと思う。 なんとなくマジックワードになりつつある「ロジ…
読書スピードとか記憶力とか論理的思考能力とか、RPGでいうところの「パラメーター」的なものを強化しようと思って読んでみた、amazon.comで評価の高かった記憶術本。ただし洋書。
勝間和代の放言というのは、いわば麻薬のようなもので、「知的生産(笑)」と言いながら、その実は、人間の本質を嘘と虚言と一般論で覆い隠し、その尊厳を奪って、本質的価値のない無機質な情報を垂れ流す機械へと変えてしまう、現代の恐ろしい罠なのである。
人間にとって、現在は概念。未来は存在しない。過去のみが圧倒的存在感を持って立ち現れる。よって人間は過去的動物である。 というわけで、中島義道の本が読みたいと思っていたら、以前父が私の机の上に積んだ「暇なら勝手に読めばBooks」の中から彼の著作…
タイトルはホッテントリメーカーより。本日は、国を愛し、国のために戦い、しかし国に裏切られて死んでいった「亡国の英雄の美しさ」というものについて語ってみたいと思う。
今週の1冊は、知らないと損する英語の速読方法のモトネタとなった『Break-Through Rapid Reading』をご紹介。気になる内容については上記エントリ(および未完成の続編エントリ)をご参照いただくとして、ここではさしあたり、何故私がこの本を手に取ったか…
私が買ったのはオーディオブックであって本そのものではないので、「1冊」といえるかどうかは疑わしいのだが*1。ちなみに以下のリンク先もオーディオブック。もし私が、初対面の人に「あなたの人生哲学はどんな感じですか?」と聞かれたら、「まさにこんな感…
もはやブームも終息の兆しを見せているのか、どうなのか。水村美苗『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』がやってきた。
英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング最近、あなたが英語が話せないのはコンテンツがないからだという旨のエントリを上げたが、まさにその不足しているコンテンツを打ち立てるためのテキストがこちら。 ただ、はっきり言って*1激しくつまらない本で…
読み物としては面白かったけど、今の私に適用するのは意外と難しいんじゃないか、という一冊『白いネコは何をくれた?』をご紹介。ちなみに「戦略BASiCS」という手法を利用したマーケティングの本です。実は今週、ちょっと困ったことがある。 只今他の分厚い…
お金と英語の非常識な関係(上) 神田昌典&ウィリアム・リード、スペシャル対談CD付き作者: 神田昌典出版社/メーカー: フォレスト出版発売日: 2004/07/17メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 70回この商品を含むブログ (48件) を見るお金と英語の非常識…
Essential Drucker, The作者: Peter F. Drucker出版社/メーカー: HarperPB発売日: 2003/08/01メディア: ペーパーバック購入: 3人 クリック: 33回この商品を含むブログ (3件) を見るようやく読み終えた。マネジメントの父と呼ばれる、Peter F.Drucker(以下「…
モダンタイムス (Morning NOVELS)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/10/15メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 134回この商品を含むブログ (320件) を見る『ゴールデンスランバー』より約1年ぶりの、伊坂幸太郎最新作。もしかしたら、彼…
弾言 成功する人生とバランスシートの使い方作者: 小飼弾,山路達也出版社/メーカー: アスペクト発売日: 2008/09/25メディア: 単行本購入: 24人 クリック: 188回この商品を含むブログ (199件) を見る『弾言』ほか、最近色々なところでみかけて、私もそれなり…